【背中の痛み】
高い所の物を取ろうとしたり、背伸びをしたときに背中が張ったり、
痛んだりしたことはありませんでしょうか?
実は背中の筋肉は疲労しやすい筋肉といわれています。
姿勢を保つ時に背中の筋肉は過度の緊張状態にあるため、
とても疲労しやすいのです。
また肩こりや腰痛が原因で筋肉がアンバランスになって
引き起こされる背中の痛みもあります。
肩こりや腰痛に比べて背中の痛みはあまり重要視されていないように
思われますが、実は内臓の疾患からくるものもあるため注意が必要です。
【背中の痛みの原因は?】
背中の痛みは、肩こりや腰痛と同じように筋肉に負担がかかって
疲労することによって起こります。
筋肉の疲労は、血液の流れが悪くなって筋肉に栄養や酸素が
行き届かなくなるために修復が出来ずに蓄積されてしまいます。
最初は張りやこり程度だった物が、そのまま放っておいたら
痛みが増してくるというのはそのためなのです。
また背中の痛みには、内臓の疾患が原因のものあります。
これは、内臓が脳へ痛みを伝える神経と皮膚からの痛みを
伝える経路が同じためで、痛みが脳へ伝わる時に、交換神経や
運動神経にも影響するからです。
そのために背中の筋肉に負担がかかり、血液の流れが悪くなって、
痛みをもたらすことになります。
ちなみに背中に痛みがある時は胃や膵臓、胆嚢の疾患が考えられます。
【背中の痛みの解消法は?】
背中の痛みも肩こりや腰痛同様、血液の流れを良くすることで
解消されます。
血液の流れを良くするためには、入浴やマッサージ、ストレッチなどで
筋肉の疲労を取り去ってあげることです。
他にもリフレッシュを兼ねて深呼吸をすることも効果的です。
疲労を取り去る栄養素のビタミンB群や血行を良くするビタミンEなども
意識して摂るようにしたいですね。